海外には日本と結婚に対する考え方が違う国もたくさんあります。
もちろん、離婚に対する考え方も制度も違います。
日本では離婚する場合には、離婚裁判を行う必要はありませんが、離婚裁判を必ず行わなければならない国もあります。
お隣の中国の離婚事情を紹介しましょう。
中国では離婚をすることはできるだけ避けようとする制度がありました。
つまり、法律によって離婚できる条件が厳しかったのです。
また、社会全体が離婚を押しとどめようとする機運が強く、家族や地域社会が調停をするケースも多くありました。
1990年ぐらいまでの中国は、このような状況だったのですが、1990年代になると少し様相が変わってきました。
離婚裁判での条件が緩和されたのです。
それによってある地域では20%もの離婚率になったと言われています。
それはあまりにも高すぎると社会の批判があり、2001年に法律が改正されています。
昔の厳しい離婚条件ではありませんが、ある程度の条件を満たさなければ離婚を認めないと言うことになりました。
ところが、この条件において、その他と言う条項が残されました。
これに該当するかどうかは、裁判官が判断することになります。
つまり、離婚の可否について、裁判官の裁量範囲が広がったのです。
中国では裁判官による調停は必須の条件です。
もちろん、中国でも世界の流れの影響を少なからず受けてしまいます。
離婚に対する考え方は、時代とともに変わっていくのです。
それは中国だけではなく、日本も同じことですね。