離婚問題というと、多くのかたが真っ先に思い浮かべるのが「財産分与」ではないでしょうか。
他人ごとであれば、離婚の原因のほうが、先に知りたくなりますか。
ですが、自分事としてとらえた場合には、たぶん、ほとんどのかたが財産分与について真っ先に考えるのではないかと思います。
実際、離婚問題が発生したときには、財産分与でもめることも多々あります。
そもそも財産分与とは、どういうことであるのかご存じでしょうか。
一言で説明いたしますと、夫婦が、結婚生活の中で築いた財産を分け与えることを言います。
ですから、もしも結婚する前に、親の遺産などでどちらかが大金を持っていた場合、それまで分与する必要はありません。
そのあたりを誤解していらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
とにかく、現時点での全財産を半々に分けると思っていらっしゃるかたが多いように思いますが、それは間違いです。
もちろん、善意からそのように全財産を半々に分けることは構いません。
決して、絶対的な義務ではないということです。
結婚してから築いた財産というと、どのようなものがあるでしょう。
家やマンション、自動車、宝石類、保険・・・等々、けっこういろいろあります。
そして、その多くは、きっかり半分に分けるのが難しいものばかりです。
ですから、問題になるのですね。
そして、財産分与は、ローンなどの債務も分けることになるのをご存じでしょうか。
プラスの財産ばかりを考えがちですが、マイナスの財産分与もあるということを知っておいてください。